近井純子(JUNKO CHIKAI)

鎌倉・浄明寺にてStudio Cadenzaピアノ教室を主宰。ピアノ講師。

洗足学園音楽大学附属中学校音楽コース、同高等学校、同大学音楽学部ピアノ科卒業。
神奈川県新人演奏会に出演。
カルカノ財団の奨学金を得て、corso internazionale di perfezionamento e d’interpretazione pianistica ディプロマ取得。
Mandello del Rario(イタリア)に於いてジョイントリサイタル等開催。
合唱伴奏、学校コンサートなどに出演。

高校時代からピアノ指導を始め、大学卒業後は広告代理店に勤務しながら、週末に指導を続ける。
結婚後、子育てが落ち着いた1999年、鎌倉・浄明寺にスタジオ・カデンツァを設立。
「専門の道に進む・進まないに関係なく、一生を通じてピアノを演奏できる力を育てる」ことを目指し、演奏と並行して指導者として研鑽を積む。
指導者のピアノを聴きながら学ぶレッスン、「耳を育てる」指導方法が評判となり、自然と生徒たちが集まる。
在籍生徒の多くが10年以上と息長くレッスンに通う。
音楽の専門に進まない場合も、ピアノで養った集中力や問題解決力を生かし、勉強やスポーツなどでそれぞれの成果を出しながらピアノを継続している生徒も少なくない。
2008年に英国王立検定の資格に出会い、日本の音楽教育には含まれない理論・初見・オーラル(聴き取り)について学ぶ。
2013年英国の音楽大学入試に匹敵する上級レベル、8級を高得点のディスティンクションにて取得。
2009年ワシントン国際ピアノフェスティバルにてマスタークラス参加。
現在は、海外に出ても通用するピアノの基礎を幼児から指導に含めている。

2012年に全日本ピアノ指導者協会指導者検定の全級を取得。
門下よりピティナ・ピアノコンペティション、英国王立演奏検定、日本演奏家協会コンクール、グレンツェンコンクールなど出場多数。
全日本ピアノ指導者協会正会員。日本ソルフェージュ研究協議会正会員。
ピアノソロを三好理恵、武石とも子、多喜靖美、キアラルベルタ・パストレッリ、ヴァリレア・セルバンスキーの各氏、室内楽を多喜靖美、音楽理論をカルスト・デ・ヨング、赤石敏夫の各氏に師事。

 

 



 

文:山本美芽(やまもと・みめ)
音楽ライター/ピアノ教本研究家。オフィシャルサイト https://mimeyama.jimdo.com/